2016年12月30日

アンティークなテーブルと椅子の修理レポート

アンティークテーブルの修理 アンティークテーブルの修理


知人宅の丸テーブルの折れた脚を修理して欲しいとの依頼で持ち帰ってきた。小ぶりな丸テーブルで中心に一本の飾り支柱があって下の方で脚が三叉に別れている、作りの良いおしゃれなテーブルだ。

脚が折れたと言うよりも正確には継ぎ目で外れた状態、一度誰かの手によって接着剤で補修した痕跡があり、接着剤が汚くはみ出してガチガチに固まっている。先ずは接着剤の除去から始めた。


アンティークテーブルの修理


固まった接着剤を削ぎ落として綺麗になった。後は合わせ目に木工ボンドを入れて一日置けばOKだ。


アンティークテーブルの修理

一部にめくれた箇所かあったのでパテで盛り付けた。脚の目立たない場所なので敢えて着色は省いた。


アンティークテーブルの修理


テーブルの飾りスカートも一部めくれていたのでボンドを入れて固定した。


アンティーク椅子の修理


次はこの椅子、ひっくり返して裏から見ると背もたれが甘くなって今にも分離しそうである。木ネジも全く効いていないし4本あるダボ木の1本が折れていた。


アンティーク椅子の修理


新しくダボ木を入れて、後はボンドを入れて合わせるだけ。締め付けネジはもう効かないだろうから、少し長めのものに変えるほうが良いだろう。


アンティーク椅子の修理


4箇所をしっかり締めてこれで大丈夫だ。


アンティーク椅子の修理

完成した丸テーブルと椅子、大きさがアンバランスなのは、たまたま一緒に持ち込まれただけでセットではないようだ。

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2016年12月22日

木型一筋、独立して通算32年間の木型製造業を閉じた

機械搬出



木型職人として15年間修行をして33歳で独立、最初は個人商店としてスタートした。12年目に同業の仲間2人から3人で一緒にやらないかと持ちかけられ、三人経営による有限会社を作ったが周囲の忠告のとおり、間もなく二人が喧嘩牡牛座して険悪な状態になった。

それに嫌気が差して二年目で脱退、一人で有限会社を起こしたのが現在の会社だった。一人で30坪という広い工場を借りて最初はそれなりに利益を出していたが長くは続かず10年目に自宅ガレージに戻った。結局回り回って個人商店をやっていた古巣に戻ったことになる。だがもはや構造不況は根深く累積赤字を抱え回復の兆しも見えないことと、65歳になったこともあって解散を決意した。以上が大雑把な私の工場の変遷。


さて決意すると行動は早く、一番にすることは基本料金の高い動力線(低圧電力)の契約を止めることから始めた。それから木工機械の処分と続く。この日は大きな機械三台を近所のスクラップ屋に頼み引き取ってもらった。


機械搬出


機械が出ていってがらんとした様子、さすがに慣れ親しんだ作業台と小道具類だけは捨てられずコンパクトに寄せた。今後は多目的アトリエとして有効活用できればと思っている。

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2016年12月11日

カホンを折りたたみ式に改造 その4

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折りたたみ式と言うか、組み立て式と言うか、まあそんなモノが一応完成した。

折りたたんだ時の厚さをもっと薄くすることも考えたが内部に空洞を作ってそこへブラシやミニシンバルなどの鳴り物を入れるほうが運搬効率が良い。


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組み立てるとこんな感じ、薄っすらとカットラインが見えるが全く違和感はないと思う。裏板は外せなかったため止む無く外周だけ残して新調したはめ込み板のガイドとした。


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打面板を外すとこんな感じ、キャッチクリップ8個で固定している。慣れれば1分程度で組み立てられるだろう。


今回の改造方法がどんなカホンにも当てはまるかは内部を調べてみないと判らないが、ヒントはオープンにしているので日頃、持ち運びに苦労しておられるカホンプレーヤーは一度チャレンジしてみてはいかが。あくまでも自己責任でお願いします。

posted by リチャード at 22:43| Comment(0) | 生活全般

2016年12月10日

カホンを折りたたみ式に改造 その3

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いよいよ改造手術に取り掛かる。まず手始めに打面から65ミリの所を思い切ってバッサリと切断した。友人の大事な愛機だ、本人が見たら卒倒するだろうか。


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次に天板と底板をそれぞれ60ミリの所で切断した。裏板も温存させたかったがしっかり接着されており再利用は諦めた。

この切断位置は闇雲にやっても駄目で、折りたたんだ時にコンパクトにならなければいけない。

つまりカホンの縦、幅、奥行きから導かれる”黄金比”とでも言うか、それを頭の中で何度も組み立てるイメージから求めた。


いよいよ次回はキャッチクリップを装着して完成をめざそう。

(続く)

posted by リチャード at 20:58| Comment(0) | 生活全般

2016年12月09日

カホンを折りたたみ式に改造 その2

キャッチクリップをネットで注文したのが午後も遅かったのでどうかなと思ったがちゃんと翌日に届いたのは流石です。

でももう夕方近くだったので改造するのは明日からにしよう。


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このキャッチクリップ、今まで名称も知らなかったし取り付けたことも無かったので、試しに木片に取り付けてみてネジ止めの最適なピッチを決めることにした。全部で8カ所あるのですべてが同じ強さで締め付けるのが理想。


最初はピッチが近すぎて締め付けが甘かったり、逆に離し過ぎてキツくなったりしたが何度かやり直して最適なピッチを見つけた。「バチン!!」となんとも心地よい音がする。


posted by リチャード at 22:00| Comment(0) | 生活全般

2016年12月08日

カホンを折りたたみ式に改造 その1

Gon Bops Commuter.jpg

(Gon Bopsサイトより転載)



これまで何人かにカホンを作った経験があるが、今回友人から折りたたみ式のカホンを作って欲しいとの相談を受けた。へ〜そんなのがあるのかと調べてみたら確かにGon Bops社が商品化していた。定価は60,000円ながらネットでは45,000円からあるがこれが高いのか安いのかよく分からない。

写真からもわかるように側板は一カ所がヒンジになっており、天板および底板は二カ所がヒンジ。これで段ボール箱を折り曲げるようにコンパクトになるという。


さてこれを一品だけ私が作るとなると話はそう簡単ではない。試行錯誤を余儀なくされてまず採算が合わない。おまけに見栄えは劣るしサウンドもこれで納得の音が出るのか疑わしい。

さらにもう一つの懸念は、一応木工をナリワイとしている身にあっては真似したものを作ったら代理店から特許侵害で訴えられる可能性もゼロじゃない、人目にさらす訳やからね。


そこで考えたのが、友人の所有カホンを私独自の方法で折りたたみ式に改造すること。それなら問題はないし、格安で出来るよと返答して正式に依頼を受けた。

その詳しい方法は次回に書くが・・・簡単に言えば要所要所をノコで分断してキャッチクリップ(パッチン錠)で留めるだけ。


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さっそく友人から預かったカホンの打面板を外すと切断しようと思う辺りにいきなり現れた横糸巻き構造(汗)

取り敢えずこの糸巻きを真下に引っ張る構造に改造する事から始めた。


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糸の張り具合も底面からドライバーで調整可能だ。これで切断するエリアも確保できた。

キャッチクリップ(パッチン錠)のバネ式タイプはホームセンターに売ってなかったのでネットで注文しておいた。

(続く)

posted by リチャード at 20:10| Comment(0) | 生活全般

2016年12月04日

咲くやこの花館のフラワーホールに初出演

咲くやライブ



今年は大阪市鶴見区にある鶴見緑地公園で演奏する機会を頂き、春からユニオン・スクエアガーデンで何度か、また秋には「鶴見緑地公園フェス2016」で豪華な設備の花博記念ホールで音楽を満喫させてもらった。


そして今年の締めくくりとも言うべきか「咲く“夜”この花館ウィンター・ナイト・ガーデン」というイベントに我々演奏仲間5組で客席に音楽を楽しんでもらう企画イベントに参加させていただいた。

普段は17時で閉館のところ、21時まで特別に夜の植物見学ツアーなどが組まれ申し込み参加の見学客が館内を行き交っていた。見学を終えたお客が客席に留まって演奏に耳を傾けてくれるかは微妙なところで大いに反省点もある。


残念ながら好天だった昨日から一転、当日はあいにく午後から雨となり飛び込み客は見込めなかったが我々には”箱”も音響も申し分なく、こんな機会はめったに無いからと演奏しながら自分たちも楽しんでいた感がある。

まあ天候だけは仕方がない。主催の事務局の方々もこれを踏まえてまたさらにパワーアップしたイベントにされることだろう。


るんるん クリスマス・イブ るんるん ラスト・クリスマス るんるん ハッピー・クリスマス るんるん クリスマス・キャロルの頃には


(写真はNOBさん撮影)
posted by リチャード at 19:00| Comment(0) | 音楽活動